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評論家・雑誌「暫-ZAN-」編集長である三浦純平が軽く語ります。毎日更新!<記事内容>月:お笑い、火:思想・哲学・文学、水:映画、木:ジャンルフリー、金:書評、土:三浦家の猫たち、日:政治

評論家・雑誌「暫-ZAN-」編集長 三浦純平ブログ
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プロフィール

三浦純平

Author:三浦純平
1983年岐阜県生まれ。明治学院大学法学部政治学科卒業。
評論家、電子書籍雑誌「暫-ZAN-」編集長。

2010年、雑誌「表現者」30~32号に秋葉原事件についての評論「不安の現象学」を寄稿。

2019年7月、電子書籍雑誌「暫-ZAN-」を発刊。

専門は特にない。思想・文学・政治・映画・演劇・お笑いなどのジャンルで様々な表現を追求すべく、画策している。

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結果責任論… Nov 29, 2020
三浦家の猫… Nov 28, 2020
鼠小僧次郎… Nov 27, 2020
西部邁との… Nov 26, 2020
馬鹿が家族… Nov 25, 2020

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結果責任論でも動機責任論でもなく、手段責任論を問え

2020/11/29 07:00|政治経済TB:0CM:0

大阪都構想「否決」、マスコミ「疑惑の報道」がミスリードした結果だ
維新に賛成する気は一切ないが、髙橋洋一のいら立ちはよく分かる。投票結果を左右するまでの効果があったかはなかなか実証することは難しいだろうが、マスコミ等の責任は問われるべきだ。

結果責任論は手段の善し悪しを問わなくなる傾向があるが、何よりも手段がいちばん重要なのであって、目的が手段の不当性を抹消するのであれば、勝ったもん勝ち、やったもん勝ちになる。政治はたいていそうなるから、僕は政治が嫌いなのだ。

カントの動機責任論も内心の究極が理解できるかのような仮定を置いているので、僕は採用しづらい。動機を帰納でき、結果を予見できる手段責任、過程責任がいちばん大事なのである。

我々が確認できる部分は手段、過程のみである。

時系列をいじれば確認可能な面もあるが、いつでも判断は「今」される。その時の我々が確認できる部分に注視することが必要で、そもそも保守が漸進性に立脚するのは、予想の不確かさ、内面の心理のあやふやに依存せず、行動領域での不当を非難するためだろう。

結果を出すということでのみ政治を評価するのであれば、なんでもありだ。due process of lawも間接民主制も三権分立もいらぬ。ただ自分に都合の良い勢力を強くするためだけに邁進すればいいじゃないか。

自分の信ずる勢力に対してさえウォッチしなければならないのが保守だ。だから、政治勢力たり得ない。行動家は最後は保守でなくなる。これは予想じゃない。歴史であり、経験だ。

動機責任論はリベラルが、結果責任論は新自由主義者が取るのであれば、保守は過程責任論、手段責任論を採るのである。



動機が素晴らしかったら不当な行動は許されるということはないのと同様に、結果が素晴らしかったら不当な行動は許されるということはない。プラグマティズムは、行動の、つまりは過程の正しさをいつでも要求するのである。

人と人との関わりが重要であり、コミュニケーションが、対話が大事ということは、ここにもリンクする。物事は関係の総体なのであってみれば、行動とはいつでも関係の正当性を指すのだ。

そこでの適正性が政策の適当性を証すると考えれば、手段の不当がいつでも問題とされる。直接民主制、権力の偏向の危険を言う時のことを考えて、保守思想を総合的に考えた方が良い。

政策の適当性は内容の根源性を指さない。だいたいは手段責任論をとると、物事の評価は絶対的に確定されることはなく、玉虫色になってしまう。

これで納得できる人は今の日本にはほぼいないだろうが、これが保守の立場である。しかし、今の保守的な政策実現を目的とする人を保守は、過程の玉虫色的な状況に納得できないだろう。なぜなら、それは政治的な敗北を意味するからだ。

だが、保守は内容ではない、構え方です。

※2020年11月2日のツイートを元にした文章です。


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三浦家の猫たち 第一回『ミルク、タイガ、ホクロ』

2020/11/28 07:00|三浦家の猫たちTB:0CM:0

我が家には猫が3匹住んでいる。

母猫ミルク、父猫タイガ、息子ホクロである。

IMG_2132_R.jpg

雑種の猫なので、特に特徴は無いのだが、ミルクとホクロは白猫で、黒のまだらの模様がある。タイガは別で、いわゆるトラ模様の猫だ。

そもそもミルクとタイガはもらい猫で、ある子が飼っていた猫が子猫を4匹生んだから、「お前もらえや、ボケ。そんくらい役に立て」と脅され、泣く泣く引き取った子たちである。しかも、1匹だけのはずが「いや、2匹いけるやろ、カス。そんくらい役に立て」ともらわされた子たちである。とても愛おしい。

最初はタイガだけのはずだったのが、ミルクも引き取ることになった僕。2匹をいつから飼い出したのかを覚えておらず、おそらく2015年頃に生まれた2匹なので、今6歳くらいになるはずである。

ホクロは2016年5月24日に生まれたみたいで、今4歳半くらい。実はミルクとタイガには残り2匹の子供がいたのであるが、事情があり手放している。これはまた別の機会に話そう。


IMG_1998_R.jpg
ということで、約5年くらい3匹の猫たちと暮らしている僕ではあるが、ブログ記事のもととなるネタが無くなってきたので、三浦家の猫たちと題して、彼らの紹介と、エピソードを毎週土曜日にアップしていこうと思っている。

人に話す時は「あんな獣たち」と悪口を叩いている僕ではあるが、まあまあかわいがっているどころか、すでに彼らが主人化している様子をお伝えできればと思う。

次回から、それぞれの猫を1匹ずつ紹介していく。まずは、母猫「ミルクちゃん」の紹介から。

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鼠小僧次郎吉の面目躍如 映画『御誂次郎吉格子』レビュー

2020/11/27 21:00|映画TB:0CM:0

1931年公開、巨匠伊東大輔監督、大河内傳次郎主演の作品。

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日本における近代文学の受容に伴い、日本の伝統的な作風である勧善懲悪は徹底的に非難され、俗流なものという評価を与えられてしまった。その評価を我々は意識的にも無意識的にも受け入れてしまっているのであろう。「勧善懲悪」という四字を耳にするだけでひどく因習的な、いわゆる「封建的な」印象を受けてしまう。

我々が人生を重ねていくにつれ、正しいことが正しく行われない事に慣れを感じ、「そんな都合のいい事があるかい」と物語をななめに観てしまうのは、この世に善が全く存在しないからではない。それは、我々が、この世の善の基準を分からなくなってしまったからだ。

絶対の基準を喪失した我々にとって、「当然こうあるべきだと思っている物語展開は物語でしかあり得ないのだ」という認識は、ななめに物語を観る事を覚えさせる。だが同時に、その目前で展開される、単純化された「勧善懲悪」劇によって、現実の我々が持つ善の基準の不確かさを忘れさせ、善への共感や爽快感に没頭するのを許されるのだという事を僕たちは忘れがちだ。

鼠小僧次郎吉は、現代の我々にこそ必要な日本のヒーローである。義賊としての彼の伝説は、我々の心を満たすにふさわしい要件を兼ね備えている。



物語の概要。

江戸を追われた鼠小僧次郎吉が船で京へと逃げてくる。船の中で知り合ったお仙という女。彼女は、床屋の兄に身売りさせられていた。

その話を聞いた次郎吉は彼女の兄、仁吉の元へ身分を装って訪ねる。仁吉は極悪な男で、十手が欲しいがために、侍が気に入ったお絹(元武士の娘)を金で身売りさせようともしていた。

お絹の境遇を哀れんだ次郎吉は、お絹の父親が卑しい身分に引き落とされた理由を探り驚愕する。それは、次郎吉が江戸の武家屋敷から大金をかっさらったためであったのだ。次郎吉は正義感と自己の良心の呵責とを抱え、お仙やお絹のために月の明かりに照らされて暗がりの仁吉宅へと行く。

今作は無声映画で、僕が観たものでは松田春翠という弁士の活弁トーキー版で観た。映像の荒さ・暗さは目についたが、内容は良かった。活弁への違和感もやはりあったが、活弁ゆえの良さもあった。

大河内傳次郎もいい。彼はやはりかっこいい。日本的美男というのは彼のことを言うのであろう。

今作は、純粋に面白い映画であった。

※2008年12月25日の記事です。


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