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評論家・雑誌「暫-ZAN-」編集長である三浦純平が軽く語ります。毎日更新!<記事内容>月:お笑い、火:思想・哲学・文学、水:映画、木:ジャンルフリー、金:書評、土:三浦家の猫たち、日:政治

評論家・雑誌「暫-ZAN-」編集長 三浦純平ブログ
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プロフィール

三浦純平

Author:三浦純平
1983年岐阜県生まれ。明治学院大学法学部政治学科卒業。
評論家、電子書籍雑誌「暫-ZAN-」編集長。

2010年、雑誌「表現者」30~32号に秋葉原事件についての評論「不安の現象学」を寄稿。

2019年7月、電子書籍雑誌「暫-ZAN-」を発刊。

専門は特にない。思想・文学・政治・映画・演劇・お笑いなどのジャンルで様々な表現を追求すべく、画策している。

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西部邁とのささいな思い出 第四回「ファースト・コンタクト」【ブログオリジナル記事】

2020/11/21 17:00|西部邁TB:0CM:0

大学以降、乱読の限りを尽くしていた僕は、西部邁の本についてはおそらく40冊以上持っていると思う。

古本屋で今まで刊行していた本も渉猟していたわけであるが、90年代前半くらいにでていた西部邁のオーディオブック(? カセットが書籍のような形で発売されたもの)も2本くらい持っている。みんなあんま持ってないでしょ?w

大学を卒業してからも小林よしのりを追っかけ、次第に西部邁の方に軸足を移すようになったことはすでに言った。そして、自己の思想形成において、西部邁の思想を中核に据え出したのだった。



僕が大学を卒業した2006年あたりはたしか西部は秀明大学の学頭をやっていた。そして、大学のセミナーのようなものが当時あったのだと思う。

おそらくそのセミナーが僕が初めて直接西部に会った時である。まあ、記憶があいまいなので、どこでやったとかいつやったとかはあんまり覚えていない。2006年かそこらじゃなかったかなと思っている。

そこは20人くらい集まる会場で、満員に近いくらい人が集まっていたと思う。話の中身はまああんまり覚えていない。多分当時はイラク戦争についての話などを中心に保守思想を語っていた気がする。

その時の記憶で残っているのは、話の内容ではなかった。今でも覚えているということは、当時から僕の中ですごい気になることだったのだろう。

それは何かというと、西部邁がかっこいいレザージャケットを着ていたということだった。

前も言ったが、学生時代の僕は右翼のような青年であったため、和服を着たりとかそういうところから日常での日本性を高めて行っていた時期であった。西部邁からもナショナリスティックな部分を中心におそらく僕は知的影響を受けていた気がする。

そのような影響を受けていた僕は、西部邁が洋物のかっこいいレザージャケットを着ているということに大なる疑問を持ったのだ。

「彼の保守思想とレザージャケットにはどのような連関があるのだろう。レザージャケットを着るということは保守思想と反するのではないか」

というようなことを彼の講演を聞きながら思っていた。



当時はその疑問に対する明確な答えは出ていなかったし、また今になって思ってもさしたる意味はなかったと思う。

ちょっと整理すると、彼の中での保守思想というものは、そのような身近な「もの」に拘泥するような思想を思想と認めていなかった。日本人が「もの」にこだわりすぎて、保守的な考えが思想というものに昇華しないところが、西部邁が日本保守に対してイラついていたポイントだったのである。

そのため、彼は和装になるのではなく、かっこいい洋装の一張羅を選択したということだ。

ちなみに、そのレザージャケットについては、だいぶ後になってから、彼の著作の中で言及があった。なんかまとまったお金が入った時に、奮発して買った一張羅があれだったらしい。たしかにすごく高そうなジャケットだったので、だいぶ奮発したんだろう。その後彼と会った時もちょくちょくそのジャケットを着ていたものだった。

閑話休題。そして、西部邁の講演が終わると、客と西部が話す機会が設けられていた。というより、客が西部邁に対して自発的にサインをもらったりしていたのだ。僕もちょっと直接話してみたいなと思い、そこに並んでみた。

その時、僕と同じくらいの年齢の男子学生が西部と話しているのを聞いた。たしか早稲田大学の学生だったが、「早稲田大学の〇〇です。サインをお願いします」と西部の本を差し出していて、西部は「まいったなあ」と言いながら、サインを書いていた記憶がある。

当時の僕は(今もそうだが)、ちょっと斜に構えるところがあって、その学生に対して「なんだ、そのスタンスは。コビ売りやがって」とイラついて来てしまい、その時は結局話さずじまいで帰った。

「話せばよかった」と帰り道の電車で思っていたはいたのであるが、結局話しても特に話す内容もないので、話さなくても良かったと思っている。

そんなこんなで僕の西部邁とのファースト・コンタクトは、コンタクトにならないような形で終了したのであった。

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