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評論家・雑誌「暫-ZAN-」編集長である三浦純平が哲学・思想・政治・芸術・お笑い・映画・猫など全般的に語ります。

評論家・雑誌「暫-ZAN-」編集長 三浦純平ブログ
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プロフィール

三浦純平

Author:三浦純平
1983年岐阜県生まれ。明治学院大学法学部政治学科卒業。
評論家、電子書籍雑誌「暫-ZAN-」編集長。

2010年、雑誌「表現者」30~32号に秋葉原事件についての評論「不安の現象学」を寄稿。

2019年7月、電子書籍雑誌「暫-ZAN-」を発刊。

専門は特にない。思想・文学・政治・映画・演劇・お笑いなどのジャンルで様々な表現を追求すべく、画策している。

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多数派に嫉妬する少数派の偏狭

2021/01/23 08:45|思想・哲学・文学TB:0CM:0

トクヴィルがアメリカの民主主義社会を観察した時に発した言葉「多数派の専制(tyranny of majority)」という言葉に慣れ過ぎてはいけない。慣れ過ぎると、自分の主張を受け入れない多数の人たちはいつも間違っており、自分はいつも正しいと思ってしまいがちになる。

多数派も正しい時はあるし、少数派が間違っている時もある。

社会においても、自分においても、批判の契機というものを確保しなければ、健全というものは訪れない。

政治において、多数派になるということは、自分の主張を広めるために目指すべき目標ではある。しかし、多数派でなくなったり、自分の主張が通らないことを自分が認識し出すと、「国民は馬鹿だ」「国民は大衆だ」と叫び出すのは、頭の省エネとしては時としては言いたくなる気も分からなくはないが、頭の省エネとして言っているということを忘れると間違う。

なぜなら、そのスタンスは、自分が言っていることを支持しない、自分の言っていることが分からない国民はダメだという典型的なエリーティズムに陥りやすい思考だからである。

そもそも自分の言説で何を気にすべきかということは簡単なのである。それは、自分が正しいことを言っているか、正しく物事を考えられているかということだ。

もし、自説が受け入れられないということで不安になってしまうのであれば、少数派であっても正しいことを主張し続けるという気構えが欠けているのだ。あるいは、正しいということをそもそも考えていない、あるいは正しいことを言うということをそもそも目指していない輩は、多数派になろうとすることを目的とする。

それは職業としての政治家ではないにもかかわらず、自分の立場の人間をただ増やしたいというだけの政治屋の言説に過ぎない。そういう政治屋が言う「多数派の専制」という言葉は、ただ自分が多数派になれなかったということを悔やんでいるだけであり、多数派に対する嫉妬でそれを言っているに過ぎない。

すでにそのような振る舞いをしている言論人は、正しい主張を吟味する気はないのであろう。自分の言説が間違っていたら修正もできないということは、正しいことを言うということについて注意を払っていない証拠である。

そういう人間は自尊心が低い。あるいは知的な領域でのみ自己のプライドを保ってきただけに過ぎない甘ちゃんなので、自説が否定されると「俺は間違っていない」と駄々をこねだす。日本の学者はディベートをしていないのか。ディベートの基本は、自己の言説は自分にあらずという考え方を基本にしているはずなのだが。

そもそも哲学・思想とは彼らにとって何なのか。ただ自分を守りたい、自尊心を保ちたいというだけなら哲学とか思想なんて辞めちまえ!

哲学や思想にとっては、今のこの自分は乗り越えられるべきものです。それを小林秀雄は無私の心と言ったのではないのか。

小林秀雄福田恆存三島由紀夫を賞賛できれば、彼らについての評論を書ければ、その人が理解できたと思うのはやめた方がいい。馬鹿がバレるからである。

※2021年1月21日のツイートを元にした文章です。


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